2018年から単独飛行が可能になる、NASAの無人航空機Ikhana

無人航空機というと、何を思い浮かべるだろうか?無人航空機とは、その名の通り人が搭乗しない航空機。今では家電量販店で手軽に購入可能なドローンもその一つだ。

ほとんどのドローンは簡単に持ち運びできるほど小さく、その飛行距離も短いが、大型で長距離の飛行が可能な無人航空機も存在する。NASAが開発したIkhanaがその代表例で、翼の長さは66フィート(約20m)、最大積載量は10500ポンド(約4760kg)、連続飛行可能時間は24時間を超える。こういった無人航空機は、基本的に電線などのインフラの監視や、荷物の配送、作物の調査などに利用されている。

Ikhanaは、米国航空宇宙システム(NAS)の管理のもと、飛行の際には先導する有人の航空機が必須となっていた。他の航空機との衝突などを防ぐためということだったが、無人航空機なのに有人航空機の後ろを飛ぶことしかできないという状況が続いていた。

今回、この規制が2018年から緩和される。Ikhanaを始めとする無人航空機は、有人航空機の先導無しに飛行が行えるようになるのだ。衝突回避は機体に内蔵されるシステムと、地上からの操作で行うことになる。今年の8月に終了したIkhanaの一連のテスト飛行が、アメリカ連邦航空局やその他企業と共同で衝突回避システムなどの発展に寄与したためだ。

また、NASAは今後、より小型のSIERRAと呼ばれる無人航空機を主に使用して行くと発表している。翼の長さは20フィート(約6m)と、Ikhanaと比べて大幅な小型化を果たしている。

NASA’s Ikhana Could Fly in the NAS Unaccompanied in 2018