【独占インタビュー】エド・チャイナ、名車再生!クラシックカー・ディーラーズ プレゼンター

もし「名車再生!クラシックカー・ディーラーズ」のロケ地を自分で選べるとしたら、どこに行きたいですか?

エド:それはもちろん、月ですね。もう少し現実的に考えるとしたら、カリフォルニアでしょうか。パシフィック・コースト・ウェイなら最高のテストドライブができるでしょうね。

レストアについて、相棒のマイクとケンカしたことはありますか?

エド:殴り合いのケンカまではないですが、口論したことはもちろんありますよ。私が「ポルシェ・944ターボ」の車輪をオレンジ色にした時は、マイクは本当に怒っていましたね。でも彼は、結局私が正しかったとわかっているでしょうけれど(笑)

もし予算無しでレストアを出来るとしたら、どんなレストアをしてみたいですか?

エド:予算無しというのは、予算が全く無いという意味?そんな場合は、車のルーフを切り取ってスピードスター・スタイルにしたり(アグみたいにね)、前に番組でレストアした「フォルクスワーゲン
トランスポーター」の様にボディの真ん中を切断して短い車にしてみるなんてのもいいでしょうね。

無限の予算があるという場合なら、やりたいことは山ほどありますよ。クルマで無人島を作ってみたり、メリーゴーラウンドの木馬を利用してシンデレラの馬車を作ったりするのもいいですね。自家発電式回転ミラーボール付きのクルマ、水陸両用車、空飛ぶ車など、毎日新しいアイディアが溢れてきます。これらのアイディアを使って、新しい番組でも作った方がいいのかもしれませんね?

これまでに、取り返しの付かないことになったレストア案件というものはありましたか?例えば、買った時の状態より悪くなってしまったり、修復不可能な状態になってしまったとか?

エド: あなたがその質問をする相手によって答えが変わるでしょうね。僕はどんなミスでもなんとかリカバリーしてレストアをしてきたと思っています。でも、以前に一度オムニというクルマでトランスポーターを作ろうとした時、後ろを切断してボディを長くしてみたことがありました。未完成な状態で1000ポンドのオファーが来ていたんですが、もう少し値を上げたかったので、売らずに作業を続けたんですよ。そうしているうちに、エンジンから致命的な形でオイルが漏れだし、ボディを完成させるための費用が高額になったので、スクラップヤード行きになりました。とても残念でしたね。いつかは私も自分の間違いから学ぶ時がくるでしょう。

中古車を買うことを検討している人にしたい一番のアドバイスは?

エド: まずは自分がどういうクルマを本当に欲しいかを考えること、ですかね。クルマに詳しい友だちを一緒に連れていくとか、ちゃんとリサーチしてどのような問題点が一般的に指摘されているかを把握しておくと良いでしょう。できるだけ多くの台数の中古車を比較し、一番自分のニーズにマッチするクルマを買うこと。クルマを買う時は、絶対に急いではいけませんよ。ちゃんと考えずにクルマを買うと、何かを見落としたり、高値で買わされてしまうことになりますよ。

運転中に聴いていらっしゃる音楽についてお聞きします。アーティストを3人だけ選べるとしたら誰にしますか?

エド: 難しい質問ですね。私はその時の気分次第で聴く音楽が変わるほうなのですが、おもにエレクトロが多いんです。

ヴァン・ヘイレン、トラッド・ジャズ、テネイシャスD、とクリスティーナ・アギレラは、良く聴いていますね。トランスからクラシックまで、かなり幅広いジャンルを聴いています。もし3つだけ選ぶとすれば、プロディジー、アート・オブ・ノイズと、ZZトップでしょうか。

あなたの考える最も優れたクルマ関連のガジェットは何ですか?

エド: まだ手に入れることはできていないのですが、迫撃型のクラクション。理論的に言うと、このガジェットを使えば、6台先で渋滞を起こしているクルマに対して、直接クラクションを鳴らすことができる優れものなんです。一緒に渋滞にはまっている他の人に迷惑をかけないで済むなんて、天才的だと思いませんか?

もしクルマの売買に関わっていなければ、今あなたは何をしていたと思いますか?

エド:大学で専攻していたので、きっとプロダクト・デザイナーか、スペシャルエフェクトのデザイナーになっていたと思います。昔、「Father Ted」というテレビ番組のスペシャルエフェクトの仕事をしたことがあるのですが、とても楽しくて充実していたんですよ。或いは、建築家でしょうか。私が絵さえ描ければなれたと思うんですが。バックミンスター・フラーのジオデジックドームが本当に好きなんです。

もし新しいクルマに名前を付けてほしいと依頼されたら、どんなネーミングを考えますか?

エド: 偉大なるアンディー・サウンダーズのように、私は自分が作ったクルマ一つ一つに名前をつけているんですよ。もうすぐソファをクルマ化したものが出来上がる予定なので、「カジュアル・ロファ」と名付けたいと考えています。

今まで聞いたなかで、最もバカげていると感じたレストアのアイディアは?

エド: まあ自分のアイディアも相当バカげていることがあるので、コメントしづらいですね。

以前に、フロントシートとハンドルをクルマのフロントにつけられた棒に接着して、ボンネットから約2メートルの高さで運転できるクルマを作ったアメリカ人がいましたが、乗っている人は、急に停止するたびにすごい勢いで振り回されるから、そのクルマを「ジェットコースター」と呼んでいました。私もさすがにあれはバカげていると思いましたよ。

クルマの売買を交渉する際、売る時と買う時ではどちらが難しいと思いますか?かしこい交渉人になるコツは?

エド: クルマを売る時の方が交渉しにくいですね。買う時は絶対に買わないといけないという状況はあまりないですが、売る時はなんらかの理由があるから、諦めるわけにはいかないでしょう?値段交渉で大切なのは、無理に自分の都合を押しつけないで、気持ちを楽にして挑むこと。もし結果にそこまでこだわりが無くて、後悔せずに次の相手を探すことができるなら、交渉相手にその状況を楽しんでもらうことが成功への近道だと思います。

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