Credit : Discovery Communications

トナカイの活造り! マイナス26度の寒中水泳! 極寒の北極圏におけるサバイバル術

イギリス軍特殊部隊SASの元隊員にして“人類史上最強のサバイバル冒険家”ことベア・グリルス(43歳)が、氷に覆われた北極圏からの生還……という過酷なミッションに挑むことになった。

ミッションの地へはヘリコプターからダイブし、パラシュートで降下して上陸するが、今回は早くも眼下に広がる急斜面の岩山が行く手を阻む。激突すれば骨折間違いなし(1996年のザンビア任務中には背骨を骨折)の状況で、ベアは高度3000メートルから狙い通り凍結湖への着地に成功し、マイナス20度の雪山を弾丸のごとく駆け抜けた。

そんな無謀な男・ベアが極限環境下で生き延びる術を披露する番組が『サバイバルゲーム MAN vs. WILD』シリーズなのだが、その中でも5本の指に入るであろうアグレッシブな“食事シーン”が収められているのが、この北極圏エピソードなのだ。

まずベアは、トナカイを素手で捕獲し角を木に固定し喉をナイフで切ると、ドバドバとあふれ出る鮮血を直飲み! そこで言い放たれる「貴重なタンパク源です!」は同シリーズのお約束的フレーズであり、生死を賭けたガチンコ・サバイバルという証でもある。

さらに口の周りを血で真っ赤に染めたまま、切り開いたトナカイの腹部に腕を突っ込み、かじかんだ指先を温める……という難易度の高いサバイバルハックを笑顔でレクチャー。取り出したてホヤホヤの心臓を生で丸かじりして「温かい……」とつぶやくワイルドすぎる食事風景は、さながら“トナカイの活造り”といった風情だ。まあ風情なんて言っている余裕はないのだが。

道中では何度か命の危険を感じたりしつつも、拾ったボロいスキー板に“おしっこワックス”処理を施して雪道を上りやすくしたり、マイナス26度の川をまさかのスッポンポンで渡ったりと、常人には絶対に真似できないであろう(モザイク処理多めの)究極サバイバルハックを次々と披露していくベア。やがて海岸へたどり着くと、漂着したガラクタで即席のイカダを作り、通りかかる漁船に救助を求めるのだという。

ベア自身が終始ハイテンションのため楽しそうにすら見えてしまうかもしれないが、やっていることはハックの域を超えた生存術である。アザラシの死骸から切り取った脂肪や海藻などを活用してSOSの狼煙をあげるラストシーンまで、一瞬たりとも目が離せない“野生の教科書”だ。

サバイバルゲーム」はディスカバリーチャンネルにてご視聴頂けます。ディスカバリーチャンネルを未視聴の方は、こちらからご確認ください。

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