Credit : Discovery Communications

運搬するのは「自由の女神」以上の大きさの建造物…! 世界最大級の貨物船を支えるクルーたちの神ワザ

世界中で活躍する巨大船。今この瞬間にも海の上では、旅客船や貨物船など世界各国の船が行き交っている。一見すると優雅にも思える船旅だが、実際その裏側ではどのようなドラマが繰り広げられているのだろうか。 

『密着!世界の巨大船』は、世界各国の巨大船に密着取材を行うドキュメンタリーシリーズ。クルーたちによる手に汗握るトラブル対応やプロならではの神業、船上での日常生活を垣間見ることができるのが大きな魅力だ。 

今回は、全長223メートル、幅55メートル、重さ6万5000トンという世界最大級の大きさを誇る重量物運搬船“ホーク”のクルーの仕事ぶりに密着する。世界中の貨物船が停泊するシンガポール港に佇むホークの今回のミッションは、油田から石油を採掘するために使う海上のプラットフォーム“石油リグ”を、ノルウェーまで運搬すること。たった1回の運搬ではあるが、3年がかりで計画・訓練が行われたという一大プロジェクトに、クルーも緊張している様子だ。 

石油リグの高さは、なんと自由の女神よりもはるかに高い207メートル。その規格外の大きさは、思わず「こんなデカい物を船で運べるか!」とツッコミを入れたくなってしまうところだが、そもそも石油リグは完成した状態で目的地に運ばれるというから驚きだ。しかも、そのお値段は6億5000万ドルとのことなので、もし運搬中に事故にでも遭ったら……と考えると冷や汗モノである。 

半潜水式の船であるホークは石油リグを乗せるために船体を沈め、その間に小型船が石油リグをえい航していく。石油リグを置く位置で許される誤差はたった数センチメートルなので、もし少しでも規定よりオーバーしていたら最初からやり直し、という厳しすぎる条件下での作業となる。しかも船を沈めるのには時間がかかるため、やり直しとなると丸1日ムダにすることになるのだが、1日ロスが生じるごとに50万ドル(約5600万円)の損失が発生するというからクルーたちの表情も真剣そのものだ。 

さらに厳しいことに、石油リグの中には数十名のスタッフが居住している。つまり事故を起こしたら超ド級の人災に繋がってしまうわけで、どんな理由があろうとも絶対に失敗は許されないのだ。 

果たして石油リグを載せたホークは嵐の海を渡りきることができるのか? スタッフが生活する石油リグは無事に目的地にたどり着くことができるのか!?
その結末を見届けよう。

「密着!世界の巨大船」はディスカバリーチャンネルにてご視聴頂けます。ディスカバリーチャンネルを未視聴の方は、こちらからご確認ください。

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