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欧州の都市で進むゼロエミッション環境への移行

欧州では最近、従来の化石燃料を燃やして走る自動車を禁止し、ゼロエミッション車への移行を推進しようという試みが盛んなようだ。

パリではディーゼル車を2024年から禁止し、2030年には内燃機関を持つ車を禁止する。イギリスのオックスフォードでも段階的に2020年から一部の道でゼロエミッション車以外のタクシー、自動車、小型商用車、バスを禁止。徐々にその地域を拡大するとともに重量積載物車両も禁止とし、2035年には街の中心まるごと電気自動車以外は走れないようにするという。

世界保健機関WHOのデータによれば、オックスフォードはPM10が安全値を超えたイギリスの11の地域のうちの一つであり、PM2.5の安全値も超えているという。化石燃料を用いた車によりオックスフォード市民の健康が脅かされているとして、オックスフォード市議会議員John Tannerはこの公衆衛生上の緊急事態を解決するためには、国、地方自治体、企業から市民まで、皆の努力が必要であると語っている。フランスの保健医療当局もまた、大気汚染はアルコールとタバコに次ぐ早期死亡の原因としており、化石燃料車の大気の汚染による人々の健康への影響を懸念している。

なお、フランスやイギリスに限らず他の欧州各国もこのような有害な排気を減らす取り組みが見られ始めている。スペインのバルセロナやマドリッド、ドイツのシュトゥットガルトでもディーゼル車禁止や低エミッションゾーンなどに向けて動いている他、ノルウェーのオスロでは2019年までに自家用車を禁止する動きまである。

https://www.theguardian.com/uk-news/2017/oct/11/oxford-aims-to-cut-air-pollution-car-ban-zero-emissions-zoneFortune
https://www.theguardian.com/environment/2015/oct/19/oslo-moves-to-ban-cars-from-city-centre-within-four-years
http://fortune.com/2017/10/12/paris-combustion-engine-ban/

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