Credit : ESA

欧州の地球観測衛星Sentinel-5P、まもなく打ち上げ

欧州宇宙機関ESAの地球観測衛星Sentinel-5
Precursorの打ち上げ準備が進んでいる。

この「Precursor」は略して「Sentinel-5P」と表記されることもある。「Precursor(先駆者)」という名は、「Sentinel-5」のミッションに先駆けて打ち上げられるためだ。

寿命を大幅に超えて運用されていたESAの地球観測衛星Envisatが2012年に通信が途絶え、アメリカ航空宇宙局NASAの地球観測衛星Auraは衛星軌道上に浮かんでいるが一部機材が故障している。そんな中で欧州ESAが放つのがSentinel-5Pだ。

Sentinel-5Pにはオランダ製のTropomi(TROPOspheric Monitoring Instrument 対流圏モニタリング機器)が搭載されている。これは、紫外線、可視光線、近赤外線、短波赤外線センサーから、大気中のオゾン、メタン、ホルムアルデヒド、エアロゾル、一酸化炭素、二酸化窒素、二酸化硫黄をモニタリングできるものだ。Sentinel-5Pのミッションは、大気のモニタリング、気候変動やオゾンホールの形成などに関する観測だけに終わらず、欧州委員会がESAと協力して行っている地球観測プログラム「コペルニクス・プログラム」の一端も担う。航空機の安全のために火山灰をモニタリングしたり、紫外線が強い場合に肌へのダメージを警告するようなサービスに用いられる。

打ち上げは現地時間の10月13日、ロシア北部のプレセツク宇宙基地から。Sentinel-5 Precursorは7年の運用を予定している。

ESA
http://www.esa.int/Our_Activities/Observing_the_Earth/Copernicus/Sentinel-5P/Sentinel-5P_poised_for_liftoff
http://www.esa.int/Our_Activities/Operations/Ready_to_assume_control_of_Sentinel-5P
https://earth.esa.int/web/guest/missions/esa-future-missions/sentinel-5p

Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Sentinel-5_Precursor

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