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ドバイ空港でいなくなった猫、2ヶ月ぶりに飼い主と再会

5年間ドバイに住んでいたBailey夫婦が、イギリスに帰国することとなった。彼らは2匹の猫と共にドバイからロンドンへと飛んだ。ペット持ちで海外に長期滞在する人からは良く聞く話だ。ところが、なんとこのうち一匹の猫、ラグドールのDinkyちゃんは空港でケージから脱走。そのまま誰にも気づかれることなく、飛行機は夫婦ともう一匹の猫を乗せたままイギリスへと戻ってしまったのだ。 

飛行機のカーゴには空のケージだけ残されていたため、当初はDinkyちゃんがロンドンで逃げたのか、ドバイで逃げたのかも不明であった。航空会社も調査をしたものの手がかりは掴めず。ロンドンでもドバイでもポスターが貼られ、飼い主のBailey氏はわざわざドバイまで戻って探した。ドバイに住むBailey氏の娘は5000ディルハム(日本円にして約15万円)の報酬付きのポスターも作った。 

しかし離ればなれになってから2ヶ月後、Dinkyちゃんは飼い主と再会することとなった。どうやらケージのヒンジが緩んでいたために逃げ出したらしいDinkyちゃんが保護されたのは、空港から28kmも離れたアル・バーシャ・サウス。Dinkyちゃんはチップをインプラントしていたため、保護していた動物救助センターから飼い主まで連絡があり、再開を果たすことができたのだ。 

2013年には飼い主と旅行中にはぐれ、300kmの距離を2ヶ月にわたって旅して、家まで戻ってきた猫の話も話題になった。しかしDinkyちゃんはまだ9ヶ月なのでBailey夫妻のイギリスの家もしらなかっただろううし、ドバイとロンドンは7000km以上離れている上に地続きではないので、たとえDinkyちゃんが場所を覚えていたとしても難しかっただろう。 

こうして飼い主と再会できたのはマイクロチップのインプラントのおかげでもある。なお、日本でもマイクロチップの装着等を行うべきだと動物愛護管理法で定められている。ペットにチップを埋め込むことに抵抗がある飼い主は少なくないだろうが、迷子になった時や災害ではぐれて締まったときに、マイクロチップが大事な家族の助けにつながることは確かだと言える。(なおDinkyちゃんのケースのように国をまたぐ場合にはマイクロチップか識別番号のある入れ墨が必要となる)

BBC
http://www.bbc.com/news/uk-england-northamptonshire-41497952

Gulf News
http://gulfnews.com/news/uae/society/cat-that-went-missing-from-dubai-flight-to-uk-is-found-60-days-later-1.2095209
http://science.time.com/2013/02/11/the-mystery-of-the-geolocating-cat/
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html
http://www.maff.go.jp/aqs/animal/index.html

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