宇宙空間で失恋したら、あなたの涙はどうなるか?

皆さんは最近、泣いた覚えはあるだろうか。「敷居を跨げば七人の敵あり」と昔の偉い人は故事を遺したが、現代社会は敷居を跨げばパワハラにマウンティング、ブラウザ開けば罵詈雑言にリア充アピール…。現代は、昔以上に泣きたくなる事象に溢れていると言っても過言ではないのかもしれない。

ただ、「涙活」がブームになったように、泣くことは心のデトックスにもなるようだ。そう私たちはこの厳しい現代社会、いつどこでも泣いていいのだ。

ここからが本題。いつどこでも泣いていいなら、宇宙空間で泣いたらその涙はどうなる?やっと宇宙飛行士になれたのに、衛星中継で恋人が別れを切り出してきたら? また、異星人に恋をして3000光年の遠距離恋愛が決まってしまい、涙を流すなんて展開もゆくゆくはありえそうだ。

そんな問いに一つの答えを投げかける映像がこちら。国際宇宙ステーション勤務の宇宙飛行士、クリス氏の実験映像。ただクリス氏はすぐ泣けるほど悲しい出来事には直面していないようで、自前の飲み水を目に差し入れる。

すると…やはり涙は下に流れ落ちることはない。さらに大量の飲料水を差し入れると…まるでアニメのデフォルメキャラのように、ありえないほどの“うるうる”を作ることに成功!というのは、水自体に重さがない宇宙空間では、水は顔の表面にまとわりつく。そしてこの”うるうる”感は、表面張力により表面積をなるべく小さくしようとして球状になっているためだ。

実はこの現象、単なる笑い話ではない。宇宙空間で水がひとたび鼻や口にまとわりつくと…非常に危険なことは明白だろう。少なくとも宇宙空間で泣くときは、タオル必携であることを思い出してほしい。

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