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ロシア上空に謎の光…UFOかと騒がれるその正体は

先日、ロシア上空に突如現れた光に多くの人が動揺した。その光は夜空に突如出現し、光の渦を巻いたのちに消滅した。まるで映画に出てくるようなワームホールのようで、人々は宇宙人の侵略かと噂した。SNSでは写真や動画が投稿され、人々は「宇宙人の襲来」や「世界の終わり」だと大騒ぎに。しかしその正体は、もしかしたらUFOよりももっと恐ろしいと言えるかもしれない。

ロシア南部の上空に現れた謎の光の正体は、実はロシア連邦軍が発射した、最大飛距離10,000km、核弾頭が搭載可能な大陸間弾道ミサイル「RS-12M トーポリ」だった。ニューヨーク、ワシントンDCといったアメリカの主要都市も攻撃可能な兵器であるトーポリは、ロシア南部のカプースチン・ヤールというロケットやミサイル打ち上げ基地で発射実験が行われた。ミサイルはカザフスタンにある対弾道ミサイル試験施設であるシャリー・シャガンに着弾。ロシア国防省によると、その精度は「望まれる十分な精度」だったとのこと。

トーポリは2013年にも予告なく行った発射実験が目撃されている。この時は国際宇宙ステーションに滞在していたアメリカの宇宙飛行士マイケル・S・ホプキンズ氏が謎の雲を撮影、SNSに投稿しており、後日ロシアがトーポリの発射実験をしていたことを公表している。

謎の光を見て恐怖したロシアの人たちからすれば、宇宙からの侵略ではないとわかり一安心かもしれない。だが、現実の問題としてみれば、今回のミサイル実験は世界の均衡を崩しかねない出来事であることは確かだ。

http://metro.co.uk/2017/09/27/russians-spot-wiggly-tailed-ufo-but-its-actually-something-far-scarier-6960172/
http://www.newsweek.com/russia-military-fires-advanced-missile-sky-terrified-citizens-report-ufo-671814

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