Credit : The blue-green eggs of dinosaurs: How fossil metabolites provide insights into the evolution of bird reproduction(https://peerj.com/preprints/1080v1.pdf)

恐竜の卵は青緑だった?中国で見つかった卵の化石が話題に

恐竜の卵、というとどんな色を想像するだろうか?多くの人は卵というだけで白いものを想像するかもしれない。実際、多くの恐竜学者もそう思い込んでいた。しかし今回の発見は、そんな人々の想像を裏切る結果となった。

中国で見つかった雑食性恐竜の卵の化石から、研究者たちは卵が青緑色だったという証拠を発見したという。全てのトカゲ類、カメ類、ワニ類は白い卵を産む。鳥類の一部は色のついた卵を産むが、これは鳥類の進化の過程において起こったことと思われており、恐竜の時代からは随分後のことだと考えられてきた。今回の発見により、色のついた卵の誕生は少なくとも白亜紀後期には起こっていたことになる。

今回発表された内容によると、発見された卵はオヴィラプトルの仲間であるHeyuanniaの卵。色は深い青緑色だという。Heyuanniaはオウムのようなクチバシを持ち、羽毛を生やした恐竜だったということだ。

通常、恐竜の卵の化石は化石化の過程において、黒または茶色になってしまう。しかし今回発見されたものは青みを帯びており、化学分析の結果、2種類の色素が発見された。今回の発見に携わった一人であるイェール大学のJasmina Wiemann氏は海外メディアに対し「以前はおそらくもっと緑色が濃く、周りの環境に上手く溶け込んでいたのだろう」と、その色が外敵から隠れるためのカモフラージュに使われたようだと語っている。

Wiemann氏は報告書の中で、今回色素が発見されたのは3つの卵の化石からで、どれも中国の3つの地域で別々に見つかったということを明らかにしている。

人々の想像を覆す今回の大発見。まだまだ恐竜について知られていないことはたくさんありそうだ。

参考:https://peerj.com/preprints/1080v1.pdf

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