近い将来、病院での診察が不要な世界に?英保健相が講演

頭が痛い、お腹が痛い、もしかしたら悪い病気かもしれない…そんな時、診察のために病院に行く必要がなくなるかもしれない。これは、イギリスの国民保険サービス(NHS)のカンファレンスで英保健相のジェレミー・ハント氏が語ったものだ。

約10年後の医療現場に関しハント氏は、「具合の悪い人は医者に診察してもらうのではなく、コンピュータに診察してもらうようになるだろう。遺伝子データを解析することで、病気の症状が現れる前に患者に通告できるようになる可能性がある。」と述べている。「今後25年間で起こる医療の技術革新は、過去25年間でインターネットが起こしたような変化をもたらす可能性は高い」とし、「もし少しでも病気の兆候が見られれば、その芽を摘み取ることができるはずだ」と語った。

また、ハント氏は臓器移植やターミナルケアについても「スマートフォンのアプリを用いて簡単に自分の意思を示せたほうが良い」と語った。現在イギリスの臓器提供者は他国に比べ大幅に少ないため、アプリで臓器提供の意思を示せるようなシンプルなシステムの必要性を述べた。またターミナルケアについては「各個人が自分の死を望んだ形で迎えられるためにも、オンラインでその情報を共有できるようにすることが大切だ」とし、テクノロジーが医療現場の持つ課題を解決する鍵になると語った。

テクノロジーの進歩により、人の介入が減りつつある医療現場。患者と医者がインターネットで繋がり、病院が必要なくなる…そんなSFのような時代は遠くない未来かもしれない。

http://www.belfasttelegraph.co.uk/news/uk/illnesses-diagnosed-by-computer-in-little-more-than-10-years-says-jeremy-hunt-36126844.html

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